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ライフプランの作り方を年表・キャッシュフロー表で解説

執筆: 人生設計.com 運営者(中小企業診断士)更新日: 2026-06-12

ライフプランは、将来の夢を書く作文ではなく、年齢ごとの収入・支出・貯蓄残高を並べた表です。難しそうに見えますが、作る順番を間違えなければ、手書きでもExcelでもWebシミュレーターでも同じ考え方で整理できます。

最初から細かい制度や税金まで入れようとせず、年表、収入、支出、残高の4段階で作るのがコツです。

まず家族の年表を作る

最初に作るのは、お金の表ではなく年表です。

年齢イベント
本人・配偶者の年齢35歳、34歳
子供の年齢3歳、1歳
住宅イベント5年後に購入、65歳までローン
教育イベント12歳で中学受験、18歳で大学進学
働き方3年間時短、60歳定年、65歳まで再雇用

年表を先に作ると、「いつ大きな支出が来るか」が見えます。教育費、住宅購入、車の買い替え、親の介護、退職などは同じ年に重なることがあります。

収入は額面ではなく手取りで考える

ライフプランで使う収入は、できれば手取りベースで考えます。年収の額面をそのまま使うと、税金・社会保険料の分だけ楽観的になります。

ただし、最初から厳密な税計算をする必要はありません。共働きなら、現在の年間手取りをざっくり置き、昇給率を低めに設定します。育休、時短、転職、副業などがある場合は、その期間だけ収入を変える別シナリオを作ります。

支出は大きい順に入れる

支出は細かい費目より、大きい費目から入れます。

優先度費目
住居費、教育費、老後生活費
車、保険、旅行、医療、家電
日用品、通信費、交際費の細分化

家計簿のように細かく分けるより、将来の判断に効く支出を漏らさないことが重要です。特に住宅費と教育費は、毎月の赤字よりも長期の貯蓄残高を大きく変えます。

キャッシュフロー表で見るべき場所

キャッシュフロー表では、毎年の黒字・赤字だけでなく、金融資産残高の推移を見ます。単年赤字があっても、貯蓄で吸収できるなら問題は小さいです。一方で、教育費や老後で残高が継続的に減る場合は注意が必要です。

見るべき場所は次の3つです。

  • 子供の大学進学時期に資産が大きく減りすぎないか
  • 住宅ローン完済前後で貯蓄余力が戻るか
  • 退職後に資産の減り方が急にならないか

作ったら必ず条件を変えて比較する

ライフプランは1本だけ作っても判断材料としては弱いです。「今のまま」「住宅購入」「時短勤務」「教育費高め」「運用なし」など、条件を変えた複数シナリオを比較して初めて意味が出ます。

正解を探すより、どの条件を変えると家計が崩れやすいかを見つける。この使い方が、ライフプラン作成では最も実務的です。

出典・参考

※ 本記事の金額は2026年時点の制度・統計に基づく概算です。最新の制度は各機関の公式情報をご確認ください。本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の勧誘や個別の投資助言ではありません。

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